8月18日、高田高校の生徒9人と先生1人が、14時から16時まで会社に来てくれた。ものづくりの現場を見てもらうだけでなく、実際に手を動かしてもらう体験実習の時間だ。
まずは松葉社長が会社の中を丁寧に案内しながら説明。工場ではマシニング、旋盤、プレスを実際に動かしながら見てもらった。生徒さんたちは興味深そうに機械の動きを見てくれていたと思う。

その後は3人ずつ3グループに分かれて実習に入った。
・CADグループ(担当:松葉)
・3Dスキャナ・3Dプリンターグループ(担当:篠原)
・旋盤でコマづくりグループ(担当:寺井)
CADグループでは、まず松葉が描き方を説明しながらコップを描いてみせた。それから生徒さんに実際にやってもらう流れ。画面の中に形ができていく様子を、自分の手でも試してもらえたのではないかと思う。

3Dスキャナ・3Dプリンターグループでは、まず弊社での実際の使い方や、世の中でどんな使われ方をしているかを説明した。そのあと、生徒の一人の顔を3Dスキャナで読み込んで、3Dプリンターで造形するところまでやってみせた。自分の顔がデータになって形になっていく過程は、見ていてもおもしろかったはずだ。

旋盤でコマづくりグループは、φ30のアルミの削り出しでコマを作る。まず生徒たちが「よく回りそう」と思うコマの形を自分たちで考えて絵に描いてもらった。それを寺井が図面に起こして、NC旋盤で3種類削り出す。機械が削っていく様子を、生徒たちは興味深げにじっと見ていた。出来上がった自分たちのコマを実際に回して、回り具合を確かめる。最後は3人で相談して「これが一番良さそう」というコマを考え、それも寺井が図面化して制作した。結果、そのコマが一番よく回ったような気がする。
そんなことをやっているうちに、あっという間に帰る時間になっていた。生徒さんたちは皆満足した様子で帰っていったし、対応したこちら側もやりきった感があった。

ギルドデザインでは、地域の高校の探究学習や見学の受け入れを大事にしている。CAD、3Dスキャン・プリント、旋盤加工と、部署を横断していろんな社員がそれぞれの持ち場で説明や実演をする。今回のように、社長から現場の担当者まで、みんなで代わる代わる案内する空気は、この会社らしいところだと思う。アイデアを絵に描いて、それが図面になって、実際に機械で削り出されて、手に取れる形になる。そのひとつながりの流れを、短い時間でも体感してもらえたのではないかと思う。
ものづくりの現場に少しでも興味がある人は、こういう形で会社の空気に触れてみるのもいいかもしれない。