大学生と本気でものづくりを。名古屋産業大学PBLプロジェクト、2026年度がスタートします

「企画から販売まで」を学生と伴走する、産学連携のリアル

商品企画や商品開発を仕事にしたい――そう考えている就活生のみなさんは、「企画したものが実際に売れるところまで見届ける」経験を、学生のうちにどれくらいできているでしょうか。

ギルドデザインでは、名古屋産業大学の授業と連携し、学生が商品企画から販売までを一気通貫で経験する「PBL(課題解決型学習)」プロジェクトに毎年協力しています。2026年7月28日、来年度の授業内容を固めるための打合せが弊社で開催されました。今回はその様子から、私たちが大切にしている「人を育てる」姿勢をお伝えします。

2026年度PBLプロジェクト、打合せの様子

打合せに集まったのは、名古屋産業大学の野間先生、そしてこのPBLを2年前に学生として経験した山崎さん(現在は経営専門職学科3年生)、産学連携をサポートするわくわくスイッチの坂倉さん、弊社からは山口が参加しました。

かつてこのプロジェクトを学生として経験した山崎さんが、今度は後輩たちに向けて講義をする側として関わってくれることになったのも、今回決まった嬉しい変化のひとつです。実際にやってみた先輩の言葉は、教科書には無い説得力を持っているはずです。

打合せでは、2026年度の授業スケジュールを詳細に詰めました。

・対象:14名の学生が、月曜3限「共創・フューチャーセンター」で、9月28日から翌年2月1日まで取り組みます

・進め方:まず学生一人ひとりが個人でアイデアを出し、10月19日に全員が発表。そこで学生同士の投票により4案を選出し、4つのグループに分かれます

・深化:グループごとに商品の強みやライバルとの違いを分析しながら仕様を固め、11月9日に商品企画発表を行います

・形にする:ブラッシュアップと値決めを経て、12月には3Dプリンターでの試作にも挑戦する予定です

・販売へ:1月にオークションへ出品し、実際に値が付くところまで学生自身で経験します

・成果報告:2月1日に成果報告・結果発表を行い、プロジェクトは一区切りとなります

そして今回、新たに掲げられたのが「優秀な学生は、商品化されたものを2027年3月に三重県地域フォーラムでプレゼンテーションする」という上位ゴールです。単に授業をやりきるだけでなく、学外の場で自分たちの成果を発表する機会まで用意されている点は、学生にとって大きな挑戦になりそうです。

授業の趣旨として大切にしているのは、次の3つです。

1. 商品企画から販売までのプロセスをグループで取り組みながら、実際のビジネスに必要なマインド・スキルを身に付けること

2. 名古屋市内から1時間程度の場所にある、地方の中堅・中小企業を知ってもらうこと。「人材育成やスキルアップに熱心な地方企業がある」と、学生の就職活動の視野を広げること

3. 「営業とは、現金を回収するまで」という考え方を理解してもらうこと。だからこそ、企画だけで終わらせず、学生自身に販売まで行ってもらいます

打合せの後は、みんなでかつ丼

打合せの最後に、印象的な一コマがありました。話し合いを終えたあと、野間先生や山崎さん、坂倉さん、山口とで、寿司屋さんが出しているかつ丼をみんなで食べたそうです。学校の先生、卒業生、企業側のメンバーが、肩書きを抜きにして同じ食卓を囲む。この距離の近さこそ、ギルドデザインが大学や学生と長く付き合ってこられている理由のひとつなのかもしれません。

この打合せから伝わる、ギルドデザインで働く日常

学生向けのプロジェクトひとつをとっても、原価や利益の考え方、市場調査の方法、価格の決め方まで、実務で使っている視点をそのまま惜しみなく伝えます。教える側にとっても、「なぜこの原価設定にしているのか」「なぜこの販路を選ぶのか」を改めて言語化する良い機会になっています。

また、今回の打合せメンバーのように、社外のパートナーや大学、卒業生を巻き込みながらひとつのプロジェクトを進めていくスタイルは、社内の日常の仕事の進め方とも重なります。部署の垣根を越えたチームビルディングを大切にしてきた社風は、こうした社外との連携にも自然と表れているようです。

G’CRAFTやGILD DESIGN FACTORY、GILD DESIGNといった自社ブランドで「あそび心を形にする」ものづくりをしてきたからこそ、学生のアイデアを「面白いかどうか」「売れるかどうか」で本気で一緒に考えられる。そんな環境が、ここにはあります。

就活生のみなさんへ

商品企画や商品開発は、アイデアを思いつくことがゴールではなく、それをかたちにして、値段をつけて、誰かに届けて、初めて完結する仕事です。ギルドデザインは、そのプロセスを学生と一緒に、本気で伴走できる会社でありたいと考えています。ものづくりの現場のリアルに興味がある方は、ぜひ私たちの活動にも注目してみてください。

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