これはわが社の創業の精神になっている。
30歳で創業して30年が過ぎた。16歳でバイクの魅力を知ってから今までバイクを持っていない時期はほとんどなかった。高校生の時初めに乗ったバイクはホンダのCB250T だった。
夏休みに鈴鹿サーキットに行ってみたくて大阪・鈴鹿・京都の旅をした。当時は四国から出るのに徳島から淡路島までフェリーを使い、さらに淡路島から本州にわたるのもフェリーに乗った。本当にドキドキで大阪から鈴鹿まで行くのに名阪国道を走るのに怖くて60キロで走った。憧れの鈴鹿サーキットに行ったが何もやっていなかった。コースをカートで走ることが出来たのでそれをやったのを覚えている。
22歳の時サーキットを走ってみたくなった。1982年Z400GPが発売された。当時は中部ミスターバイクで働いていてカワサキの営業所の人と仲が良かった。本当はレースではCBX400が速くて買おうと思っていたがそのカワサキの人が「Z400GPは速いよ」というので買った。買ってからは鈴鹿スカイラインとか走りにいっていた。本宮山スカイラインを職場のみんなと走りに行ったときにこけた。けがはなかったのだがバイクはひどい状態で帰ってから車で取りに行った。事故車を取りに行くのは仕事で慣れていた。それからZ400GPはレース専用車になった。